2015年7月18日(土)から19日(日)の2日間、第3回日本ユニバーサルボッチャ選手権大会が横浜市障害者文化スポーツセンター「横浜ラポール」において開催されました。1日目は個人戦競技、そして2日目は団体戦競技でした。ライオンズ日本財団は本大会を後援および助成し、橘業務執行理事が出席し、2日目の表彰式において、メダルを授与いたしました。
両日とも天候に恵まれ、約400名の参加者が集い、全国各地より選手が参加、競技に出場しました。競技者の中には、日本チャピオンなどの競技者も参加され、将来のパラリンピックを目指して頑張っていらっしゃる様子が伺われました。
競技は、身障者の障害の程度により競技が分かれていますが、長時間に渡り、体力、知力、メンタル力、会場の競技空気など、大変な練習と試合経験を要します。勝ち抜き選で受賞された選手の方々、誠におめでとうございます。
- ボッチャの意味
- イタリア語でボールのことです。
- ボッチャ(Boccia)とは
- 身障者、とりわけ脳性麻痺などにより、運動能力に障害がある競技者向けに考案されたスポーツです。パラリンピックの公式種目となっており、全世界で40カ国以上に普及しています。
- ボッチャのルール
- 決められたコートの中で、「ジャック」と呼ばれる白いターゲットボールに、赤いボール6個と青いボール6個をそれぞれ投球し合い、ジャックにどれだけボールを近づけられるかを競う競技です。個人、ペア、チームの各区分で行われ、ランプという傾斜した投球器具はボールが持てない方や投球できない方に使われます。ランプはスポーツアシスタントが持ち、競技者の指示に従い左右に振ったり高低をつけたりしますが、競技者にアドバイスをしたり、コートの方を振り返ったりすることは禁止されています。ボッチャの類似の競技では、氷上のカーリングなどがあります。
大会概要
名称:第3回日本ユニバーサルボッチャ選手権大会
日時:2015年7月18(土)~19日(日)
会場:横浜ラポール、屋内競技場(新横浜駅より徒歩10分、横浜スタジアムに隣接)
主催:一般社団法人日本ユニバーサルボッチャ連盟